第一限「最初の挨拶」

皆さん、よろしゅうです。矢野悠真です〜

今回から「余力の時間」という名前で

日々の徒然で考えたことを共有していきます。

ところで、ブログの挨拶って皆さん独自の言い回しがありますよね。

ブログの第一限を始めるにあたって、

まずこの大きな議題について真剣に考えておくべきだと思うのです。

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どういった挨拶が、果たして一番適切なんでしょう?

独自の言い回しということは、

「その人らしさ」

が溢れ出すようなものが望ましいでしょう。

けれども、「その人らしさ」はブログの回を重ねるにつれて現れてくるもの。

付け焼き刃でキャラ付けして失敗するという例は、今までの芸能史が物語っていますよね。

胸イタです。

だからと言って「その人らしさ」全開の挨拶だと、

新規読者は

「うわ、なんか変な合言葉使って、内輪だけの村を統べようとしてる」

と思ってしまい、心が離村してしまうでしょう。

我が身に置き換えて考えると確かに、

内輪ネタだけで盛り上がる集会は入っていきづらい。

つまり、「取っ付きやすいその人らしさ」が一番求められるわけです。

これは難問ですね、、

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こういうときは、先行事例を見るにつきます。「巨人の肩の上に立つ」

まず真っ先に思いつく挨拶といえば、

Dr.スランプアラレちゃんが発明した「おはこんばんちは」です。

これは最強。

アラレちゃんの天真爛漫さがよく現れているし、

何より朝昼晩のすべてのパターンに対応できる最強の挨拶です。

まさに「挨拶界の三冠王」。宗隆です。

さまざまなYouTuberやブロガーも使用しているのが納得ですよね。

次に思いつくのは、アイドルの方々が使う挨拶。

これは自分らしさが全開ですが、

やっぱり取っ付きやすさとのバランスが課題になりそうです。

YouTuberの方が使う挨拶もいいものが多いですよね。

キャッチーでかつ「らしさ」が感じられる。

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こうやって調べていくと、あることに気づきました。

それは、「挨拶がないブログ」がかなりあること。

個性が全くない「お疲れ様です」や「どうも」のような始まり方が多数で、

いきなり本題から入る人も多いということです。

「あれ、ひょっとして、ブログの挨拶って必ずしも必要ではないのか、、?」

私は何か大きなものを見失っていたのかもしれません。

ブログの本質は「本文」。

その原点に立ち返って考えると、

挨拶は「薄ければ薄いほうがいい」のです。

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どうやら私には、意識せずとも「中身のあるもの」を求めるバイアスがかかっているようです。

思えば、

旅行先でついやることを詰め込んでしまうのも、

小さい頃あった「カルピスの濃さ=家の裕福さ理論」も、

なんでもやりたがるマルチタレントの思考も、

そういった「濃さ至上主義」から来るものなのかもしれない。

けどその思考は、

「すべてのことにマンキンで向き合う」という

苦しい姿勢を賛美することに繋がってしまうのかもしれません。

この世には捨て石は一定数必要だ。

その捨て石が本文を輝かせる。

捨て石があってこその、本文なのだ!

捨て石万歳!

捨て石万歳!

捨て石万歳!

そうして、捨て石だらけのこの文章はでき上がりました。

次回以降は本文も頑張ります(挨拶は「よろしゅうです」にします)。

矢野